「地頭」の正体とは――頭の回転よりも…

地頭とは何か

「地頭がいい」という言い方はよく使われますが、その中身は「考えを整えて前に進める力」に近いように思います。そう考えると、地頭は“生まれつきの才能”だけで決まるもの、と言い切れる話でもなさそうです。たとえば次のような場面で差が出ているように感じます。

  • 問題文を読んだとき、何を聞かれているのかをすぐつかめる
  • 情報が多くても、優先順位をつけて処理できる
  • 間違えたときに「どこでズレたか」を言葉にできる
  • 分からないときに、聞くべきこと・調べるべきことを自分で決められる

つまり地頭は、「ひらめきが速い」ことよりも、頭の中が散らからないことなのかもしれません。

地頭は育てられる

ここで大事なのが、地頭の良さは“普段の学び方”に表れている、という点です。同じ時間勉強しても、伸びる子は闇雲にやりません。「どこが分かっていないか」を確かめ、やるべき順番を決め、終わったら振り返る。こういう積み重ねが、結果として“賢さ”に見えていきます。

暗算の練習は、その訓練に向いている題材の一つです。うまくいけば即座に「できた」が返り、間違えれば「どこで崩れたか」を見直せる。結果がはっきりしているぶん、考え方を整えるトレーニングになります。地頭は、特別な子だけのものではなく、日々のトレーニングで育っていく部分が大きいです。
少しずつ、積み重ねていけば十分です。

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