講師インタビュー

AIが答えを出す時代。
その時、何を聞くか/どう選ぶか/どう使うかは――人間の地頭です。
地頭に効く理由を、講師に伺いました。

地頭に効く理由

「やってて役に立った習い事No.1」に「そろばん」がランキングされるのは、なぜだと思いますか?

そうですね、私も1位はそろばんですね。
私自身はそろばんの他に、書道、ピアノ、ヴァイオリン、テニス、スキー、着付け、茶道、華道、日本舞踊など、いろいろな習い事や部活をしました。どれも本当に良い経験で、人生を豊かにしてくれています。
その中で一番、“役に立っている”と実感するのは、やはりそろばんです。
計算が速い+記憶力がいい=勉強が楽になります。楽になると、学ぶことが嫌じゃない、むしろ面白くなる。これは、どの学びにも、仕事にも効いてきますよね。

AI時代に、そろばん(暗算)を学ぶ意味をどのように考えていますか?

私もAIを活用して資料を作成したり、アプリを作ったりします。
このAIと共生する時代に、記憶力が良くて暗算ができると、スマホを出さずに、そのままその先の検討や判断に進めます。
ポケットからスマホを取り出して、入力して…という手間なく、一歩先を考えることができます。
AIを活用しつつ、地頭で一段上をゆくスキルになっていきますね。

何歳くらいから始めるのが良いですか?

幼稚園の年長さんくらいですね。
もちろん、もっと小さい年中さんや、小・中学生、大人になってからでも大丈夫です。
ちなみに私は、小学3年生のときに始めました。「みんながやっているから、私もやりたい」と思ったのがきっかけでした。

習い始めたのが3年生なのに、それから最高位の十段になって日本一を3度も獲ったのはすごいですよね。

はじめは、みんなに追いつきたいという気持ちが後押ししてくれました。十段は高校生の時、全国大会で優勝したのも高校生、そして大学生の時でした。

どうして小さいうちに始めるのが良いのですか?

例えば、かけ算九九。
大人が仕事で、81通りの何かを覚えなければならなくなったら、たいへんな苦労だと思うんです。でもそれを、子どもたちはいつの間にかスラスラ覚えてしまう。そう考えると、子どもってすごいですよね!若い脳は吸収力が違うんですよ。

暗算と記憶保持のしくみ

なぜ、珠算式暗算(そろばん)は暗算ができるだけでなく、記憶力がアップするんですか?

見えないものを頭にイメージする、そこまでなら誰でもできます。でも、それを頭の中でどんどん動かしていくんです。例えば、頭の中でレゴブロックを順番に組み上げて動物を作っていけるでしょうか?正確にブロックを動かすのは、なかなか難しいですよね。
暗算は、そろばんの珠をイメージして、それをどんどん動かしていくことで数が変化していきます。かけ算もわり算も何でもできます。そのトレーニングをしていくので、脳の使用量が圧倒的に違います。
その見えないものを動かす過程で、記憶を保持する力=記憶力や論理的思考が同時に身につき、地頭がきたえられていくんですね。

オセロや将棋で、何手も先を何パターンもイメージできるような?

まさにそれです。頭の中で動かせるし、オセロ大会をしたら強いと思います!
そのイメージ力は、空間把握もできるようになるので、図形や立体のイメージにもつながりますしね。

先生は、書道や着付けでも日本一になられたんですね。

はい、教えてくださった先生方に感謝しています。
まず、良い先生に出会えたことが幸運だったと思います。
その上で、やはり、先生のやっていることを観察してインプットする記憶力が効いたと思います。
観察したことを頭に保持する力=記憶力は、どの分野にも効きました。もちろん、音楽やスポーツにも。

週1回・90分で伸ばす設計

子どもに90分は長くありませんか?

私も、例えば何かの講習を90分受けるとなると、関心の度合いによってはちょっと長いと感じることもあると思います。
当アカデミーの授業は、初めは60分でやっていました。
でも、子どもたちは遊んでいると何時間でも遊びますよね。授業も、60分でお迎えが来ると、「もっとやりたーい!帰りたくなーい。」と言うんです。それを聞いて、90分の設計にしました。
実際、暗算やそろばん、パソコンを使用したフラッシュ暗算や英語の読み上げ算、他にもいろいろな科目があって、60分ではやりきれませんし、「やっただけ」になってしまいます。でも、90分あれば理解の先の「定着」に近づくので、達成感もあるのでしょうね。そして、もっとやりたい気持ちも継続します。

では逆に、そろばん塾としては週1回は少ないですよね。

当アカデミーは“そろばんを習う場所”というより、暗算を通して地頭の土台をきたえる場です。今の時代、そろばんが「はじける」だけでは使いどころがほとんどないと思います。ですから、日常で使える“暗算の力”につなげることを大切にしています。
そして、スピードに個人差はありますが、週1回でも小学生のうちに1級や段に合格していきます。それは、全体を見渡しながら一人ひとりをよく見ていて、良いところを伸ばしつつ、「あとどうすれば進化するのか」を一緒に考えるからなんです。

①「良質な努力」のポイントを分析して

②わかる言葉で理由を丁寧に説明して

③やってみせて

④やって、できた!まで確認する


これをするには、一人につき、それなりの時間が必要です。
例えば、60分で40人を見るとなると、一人を見る時間はたったの90秒。その時間で、全員にこの一連をするのは困難です。
そこで、授業に通う時間が最大限に生きた時間になるよう、10人限定にしました。だから、1回の質が何倍も違ってきます。回数よりも内容を研究して、1回の質を最大化する設計です。子どもたちの貴重な時間ですからね。

だから、週1回で結果につながるんですね!

そうなんです。週1回だけ、プレミアアカデミーで地頭の土台をきたえます。
そして、他の曜日は別のやりたいことに時間を使って、いろいろ思いきり挑戦してほしい。私は毎日が習い事や部活で楽しかったので、そう考えています。

宿題はありますか?

あります。何を宿題にするか、一緒に考えて決めます。トレーニングの問題プリントも好きなだけ持ち帰ってやれます。
自分で決めるので、できそうな範囲の内容ですし、予習ではないのでご家庭での負担もありません。
週1回の授業のあいだに、一度振り返ることで定着度が上がりますし、次に来た時のスタートラインに差が出ますね。

プレミアアカデミーには、ここだけの特徴が沢山ありますね。

そうですね。効率を意識したオリジナル教材も使いながら、将来を見据えた独自メソッドの設計です。
常々、良いことは取り入れて、私も進化していきます。

そろばん教室を超えた、脳のトレーニングジムのようですね!

そうですね、でも、きつい感じはなく、みんな楽しそうにやっていますね。楽しくなかったら、子どもたちも私も続きませんからね。私は毎回みんなに会うのが楽しみです。
当アカデミーを卒業した子も、たまに顔を見せてくれます。
お医者さんを目指す子が多いですが、プロスポーツ選手、音楽家、アイドルになりたい子などさまざまで、話を聞かせてもらえるのも楽しみです。

忘れても大丈夫

できないお子さんはどうされていますか?

大丈夫です。一つひとつは難しいことではありませんから、できるように伴走します。
来週忘れちゃってもいいんです。誰だって、私だって忘れることはあります。でもまた一緒にやりますから、心配いりません。
できた!できなかったけどできるようになった!この小さな努力や成功体験の積み重ねは、スポーツするにも、大人になっても効いてきます。ちょっとずつ進化を積み上げていきます。振り返ればそれは、大きな進化になっています。

目指す姿

子どもたちが、どうなることを目指していますか?

暗算ができること、その過程で記憶力がアップすること。これは子どもたちを託された私の当然の責務です。
そして、実はその過程で大切にしていることがあります。それは、「自分で考えて前へ進む力」をつけることです。
人生には、時に厳しいことがあるかも知れません。そんな時、「あの時できたから、今回もできる!」という、自分を信じる力=自信と、「この課題は、どの方法で突破しようか」とあらゆる策を論理的に検討し、その中で最善の策を判断して進む力、それがダメなら次の策へとあきらめずに進む力、それを自然と身につけていくことです。
ですから、一人ひとりが「自分は今日何をしたら進化するか」「何を宿題にするか」自分で考えて決めるんです。

親として、子どもがそうなったら嬉しいし、安心です!

そうですよね!
暗算と記憶力のアドバンテージがあって、さらに自分で論理的に考えて前へ進む力がある子。
プレミアアカデミーに通っているうちに、そういう子になっていくのが私のやりがい、それが嬉しいし楽しいんです。

今日のお話を通して、プレミアアカデミーは計算だけではなく、「地頭」や「自信」まで育てる場所だと感じました。
大切なお子さまをお預かりする以上、成長のプロセスにも責任を持って伴走されていることがよく伝わってきました。
そして、先生ご自身が自信を持って楽しそうに指導されている姿がとても印象的でした。ありがとうございました。

ご興味ありましたら、お越しください